旅のために揃えたものが、
いつの間にか日常の定番になることが多い。
裏を返せば、旅の中で使わなかったものは、
日常でも手に取らなくなる。
いまでも、旅に出る前にその時間を思い描きながら、
バッグのかたちを考えることが多い。
そしてその旅で実際に使ってみて、修正点を見直す。
自分にとって使いにくいところは、
きっと誰かにとっても使いにくい。
それはとてもパーソナルな視点でありながら、
同時に、どこかソーシャルでもあると思う。
パーソナルとソーシャルのあいだを行き来する、
その旅の途中で、ものは生まれる。